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  • 執筆者の写真西山裕子

イベントレポート:知っておきたい法律と税の最新情報2024

更新日:3月8日

StartupSideOsaka(SSO)とNPO法人生態会の共催イベント!

記事執筆:土橋尚太(生態会プロボノ)


2024/01/29、梅田のシェアオフィス「StartupSideOsaka(旧オギャーズ梅田)」と生態会で、イベントを開催しました。双方の会員や専門家が集まり、学びや出会いの多い時間となりました。その内容の一部を、レポートします。


梅田のSSOを会場に、イベント開始

まずは運営会社の株式会社ツクリエの代表、鈴木英樹氏よりStartupSideOsakaの説明がありました。


StartupSideOsakaは、新しいビジネスを始める人のための、インキュベーションオフィス&コワーキングスペースです。スタートアップ支援事業やビジネスマッチング、イベント、起業支援などのサポートも充実しています。特筆するべき点として、スタートアップ企業や起業家の方々だけでなく、その人たちと一緒に何かをしたい方も快く受け入れる点があげられます。スタートアップや、それに期待する人たちにとって、魅力的なコミュニティとなることを目指しています。」



SSOと生態会は、2022年12月にも、スタートアップと専門家を呼んでイベントを開催しました。双方とも支援の形は違っても、関西のスタートアップ環境を盛り上げたい、目指す方向は同じものがあります。続いてNPO法人生態会の事務局長、西山裕子から、生態会の説明や、最近の関西の起業環境、課題について説明をしました。

関西の起業環境の今は?生態会よりご説明

「関西は全国的に見ても一定の経済規模を誇りますが、スタートアップという分野においては、まだ十分に発達しているとは言い切れません。

ただし徐々に機運が高まっていおり、生態会が設立された5年前より起業家の数や、起業支援の方々も増えています。今後も生態会としては情報発信やブログを通し、中立ハブとしての機能を以て、関西のビジネス・エコシステムに貢献をしていきたいと思います。」



公認会計士・弁護士によるスタートアップに役立つ情報


セミナーの第一部では、公認会計士の梶原先生、弁護士の宮崎先生にご登壇いただきました。梶原大樹先生自身が代表を務める株式会社LapisNovaの紹介後、「インボイス制度、エンジェル税制と資金調達時の留意点」をテーマとしてご説明頂きました。



梶原大樹先生より、お金の話

インボイス制度の基本的な説明、インボイス制度開始の影響など、理解しやすく具体的な情報を提供して頂いた後にQ&A方式で、より身近に感じられる事象を用いてインボイス制度の疑問点などに触れました。


また、エンジェル投資税制とVCを比較しながら、スタートアップ企業家がエンジェル投資税制を知るメリットや、申請手続きなどの注意点について説明がありました。



続いて弁護士の宮崎勇樹先生より、「法規制の動向~ステマ広告の制定~」について。



宮崎勇樹先生より、法律の話

ステマ広告が追加された景品表示法について、そして広告に対してどのような規制を定めているかについて、ステルスマーケティングの場合を例に解説頂きました。


例えば著しく誤認を与える表現は当然「アウト」として、その他にも広告であることを隠して『インフルエンサーが商品を褒めること』『具体的な根拠がない、示さない「業界№1」の表示』などなど…自分自身も影響を受けたことがあるような気がする、身近に潜んでいる「ステマ」について注意がありました。



 スタートアップピッチ&専門家からのフィードバック


【第二部】として「MOUantAI」の太田晶景氏と平田康介氏、「The Lodges」代表取締役長澤奏喜氏よるスタートアップピッチで、それぞれのユニークな事業を発表いただきました。それに対し、梶原先生と宮崎先生からフィードバックがあり、質疑応答を行いました。


MOUantAIの太田晶景氏と平田康介氏の二人は、ともに立命館大学経営学部の3回生。既に学生ベンチャーコンテスト等の受賞歴があり、将来を期待されるスタートアップ経営者候補です。


学生スタートアップ MOUantAI

気になる事業は、介護施設等で食事摂取量を記録する「めしパシャ」サービス。その名前から想像できるように「食事の写真をパシャ」と、撮ることから始まります。介護施設などにおいては、施設利用者の食事量の低下は命に直結する重大なことであることに対し、食事量の計量方法は「感覚」や「勘」に頼ったものが多いとのこと。そこを危惧したお二人が、その課題解決を図ろうと、立案したのが食前と食後の写真を比較しAIが食事の減りを空間的に把握し、正確な食事の摂取量を測ることで健康管理に役立てることを目的としたアプリです。



「The Lodges」の長澤氏

続いて株式会社The Lodgesの代表取締役、長澤奏喜氏です。長澤氏は世界初のラグビー登山家としてキャリアを築き、その後もさまざまなプロジェクトや職責を経て、サステナブル分野での世界トップ企業、事業を通じて戦争のない世界を創ることを目指し、2022年12月に「The Lodges」を創業しました。


The Lodgesは業界初のSDGs専門のプレスリリース配信サービスです。「PR効果を感じにくい」「効果的なプレスリリースの書き方がわからない」「SDGs取組みにおける次の一手がわからない」これらの課題を、詳細な分析による効果把握や、SDGsPRについて学ぶLodge Magazineの運用などを通し解決を図ります。


両者ともに、宮崎先生、梶原先生から法律や資金調達についての貴重なアドバイスを頂き【第二部】は終了しました。それぞれがもつ課題解決へ向けた、熱い思いを発表して頂き、それに対する専門家お二方のフィードバックや補足など、両者にとって、とても有意義な時間になったと思います。また、それを聞いていた私たちも、起点となるアイデアに対して、新たな知見が積み上がることの期待を感じる貴重な時間でした。





交流会でネットワークを広げ、さらに深い質問を

第三部では、交流会開催です。軽食をつまみながら、参加者の皆様の親交を深める時間になりました。それぞれが積極的に情報を取り交わす光景に、この出会いからも「新しい何か」が生まれるという期待を感じました。

そして、楽しい時間はアッという間で、イベントは大盛況のうちに終わりました。


最後に・・・

スタートアップの方々のアイデアは豊富で、そこから発展する事業や派生する取引などなど多種多様で、大きな可能性を感じる一方で、ディフェンス面とも言える法律や税についての補強は何かと見落としがちである、と思いました。そして、企業(特にスタートアップ)は多面的に事業を盤石に整えることが必要であるため、税や法律に関する専門家の存在が身近であればあるほど、それにとても頼もしさを感じます。

いろいろな知見をもった人からのアドバイスを積み重ねて、スタートアップがさらに発展を遂げる…そいうった観点からも今日は、参加者、主催者にとって、とても有意義な時間であったことは間違いないでしょう、そして同時に、スタートアップの方々の今後のさらなる飛躍に期待感が溢れる、主催者側としてもパワーをもらった、とても素晴らしいイベントとなったと思います。(社会人プロボノ:土橋尚太)



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