2021年8月30日(月)に、大江橋北詰ホンマモン計画様と共催し、ネットワーキングプログラム 「スタートアップを待ち受ける数々の落とし穴を避けるには!?エンジェルや支援者の賢い活用方法とは」が開催されました。(オンライン・オフライン両開催)
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レポート:【第1・2部】辻本琴音
【第3・4部】村上理奈
(生態会 学生ボランティア)
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第一部
株式会社アカデミック・ギャングスター 代表取締役・中川卓也氏
第一部では、株式会社アカデミック・ギャングスターの代表取締役・中川卓也さんより、金融資本戦略視点からのベンチャーエコシステムの課題とスタートアップに必要なリベラルアーツについて、講義して頂きました。
起業家育成のステージ
起業家育成のステージにはアントレプレナーシップ、事業戦略、金融・資本戦略に分かれるが、金融・資本戦略が欠如しているのが現状です。実際の経営をする中で、必要な知見を得て、行うことが大切だそうです。
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EXITに向かう坂道はジャングル状態
未公開株式を所有する既存株主がEXITに向かっていく過程において、最も問題となるのは、これらの利害関係者が持つ相互利益相反性が拡大することで、それらに対して認識を持つことが重要であるとのことです。
第二部「表現者とともに、未来の市場を切り拓く」
株式会社Casie 代表取締役CEO・藤本翔氏
第二部では株式会社Casieの代表取締役CEO・藤本翔さんから事業内容の説明や資金調達の実際の体験談、またエクイティ時に揃えるべきことについて講義して頂きました。
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株式会社Casieの会社概要・事業内容
株式会社Casieは月額1,980円からの「定額絵画レンタルサービス」を行い、アーティストとお客様を繋げるサービスを行っています。
資金調達の実際の体験談
元々、ベンチャースピリットを持っていなかった藤本さんは、事業モデルが似ている出資先に話を聞き、次のラウンドへどのくらいの出資先がステップアップしているのか調べることから始めたそうです。「結局のところ誰も「正解」を教えてくれない。正解は自分の中でしかない」とおっしゃっていました。
エクイティ時に揃えるべきこと
エクイティする時に揃えるべきことは3つあるとのこと。1つ目は、一定の市場は存在するか。2つ目は、テクノロジーの力で10倍を狙えるか。3つ目にチームにそれをやりきる社会的意義は存在するか。藤本さんは特に3つ目については「自分たちはこれ一本で勝ち上がってきた」とおっしゃっていました
イベントを振りかえって
中川さんの「実際の経営をする中で、必要な知見を得て、行うべきとのことが大切だとことです。」や藤本さんの「結局のところ誰も「正解」を教えてくれない。正解は自分の中でしかない。」ということから、スタートアップのための資金調達に必要なことは、自分の力で知見を得て自分を信じて行うことだと思いました。
Casieの藤本さんが「日本でアーティストとして活動している方で、その仕事だけで生活している人は約7%」とおっしゃっていて、すごく驚いきました。またそんなところに目をつけて、事業を始めた藤本さんの講義を受けて、日ごろから色々なところに視点を向けていきたいと思いました。
また今回、イベントに学生ボランティアとして初めて参加させて頂いたのですが、中川さんや藤本さんのお話を伺い、たくさんのことを知ることができ、とても勉強になりました。会場では笑いも度々起こり、すごく楽しいイベントでした。
第三部 スタートアップピッチ「WHY Bottle?」 大野陽菜 氏
概要
近年ペットボトルやプラスチックの環境への配慮が問題になっている。そんな課題を解決するためのプロジェクトが「WHY Bottle?」である。
このプロジェクトはマイボトルを普及させて、使える環境を整えるという目的がある。
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プロダクト詳細
水筒専門セレクトショップ、ディスペンサー型自動販売機を実現させる
現在取り組んでいること
インスタグラムで水筒の紹介投稿、プロトタイプの検証
実現したい世界
・水筒の価値を最大化
・誰もが快適にマイボトルを使える世界
・豊かな海を子供たちに残す
第四部 スタートアップピッチ「お口の健康」から「生きる」を変えていく 株式会社スクリエ 代表取締役 岡本孝博氏
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概要
口腔と全身の健康は密接に関係している。
口腔内ミラーは、「全ての人へオンライン歯科を:をテーマとしており、間もなくサービス開始予定である
口腔内ミラーの使い方
口腔内ミラーにスマホをセットし、上顎、下顎の順に撮影
アプリについて
アプリで問診、歯科疾患のための歯科問診をして連絡日時を決定する
藤本さんからのフィードバック
「言うことなし!」って思えます。オンライン診断は伸びる。あとはこれをどうマーケドリブンしていくか
岡本氏の展望
ミラー自体を最終的にタダで一家に一台持ってもらいたい
求める人材
システム全体をマネジメントしてくれるエンジニアが一人欲しい。
あとは営業が一人ほしいと考えている。
イベントを振りかえって
第三部の「WHY Bottle?」では、SDGsの観点からみても、とても魅力的なプロジェクトだと感じました。近年は環境問題が重視されており、日常の生活でSDGsという言葉を耳にする機会が増えました。それだけ今の日本では環境問題について敏感であり、そこに着眼したプロジェクトは素敵だと思います。しかも幼い頃から海が身近にある場所で暮らしてきた大野さんの発表だからこそ、聞いている側も納得しやすいのだと感じました。
また、特に感心したのはSNSの使い方です。フォロワーが1700人以上いて、拡散するのには十分なフォロワーだと思います。投稿されている水筒の素材、大きさ、形がさまざまで見ていて飽きないし、あまり水筒に興味のない私でも購入意欲が湧いてきます。
水筒特集だけでなく、「マイボトルが使えるお店特集」というマイボトルを持ち込むと料金が安くなるお店があるという投稿があります。水筒だけでなく、時々マイボトルの大切さを呼び掛ける投稿をすることで、フォロワーの目にとまり、だんだんとマイボトルの必要性が拡散されるのだと思います。
また「#マイボトルのある暮らし」のハッシュタグの使い方も上手だなと思いました。このハッシュタグを使えばマイボトルに興味のある人は探しやすく、逆にマイボトルに関心がない人はこのハッシュタグを見かけて興味を持つようになると思います。
第四部では、口腔を見ることで全身の健康がわかり、しかもそれをオンラインで診てもらえるというシステムはとても便利だと思いました。携帯電話と口腔ミラーさえあれば使えるのでとても最先端なプロジェクトだと思いました。
生態会では、今後も毎月、スタートアップに役立つセミナーを開催していきます。
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