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3月イベントレポート:「チームビルディングってなんだ?」

最終更新: 5月17日

司会は学生ボランティア・立命館大学の平井庄一郎。

レポート:近藤 協汰(生態会 学生ボランティア・立命館大学経営学部2年)

2020年3月30日(月)京都リサーチパーク「たまり場」にて、生態会イベント「チームビルディングってなんだ?」が開催されました。

本イベントは登壇者からチームビルディングについてのアドバイスを頂戴し、参加者の悩みに答えるためのイベントになります。

私がこのイベントを企画した理由は、チームを原因としたスタートアップの失敗を減らしたいと思ったからです。

CBB INSIGHTSによれば、スタートアップが失敗する原因の23%に、チームがあるといいます。これは製品・サービスのニーズ不足、キャッシュ不足に次ぐ原因です。製品・サービスがニーズと合っていないのならともかく、チームに起因した失敗はあまりにも勿体ない。

というわけで、チーム問題を予防し関西のスタートアップ環境を底上げしていくことを目的に、本イベントが開催されました。

Monozukuri Ventures 代表取締役の牧野成将さん、COLEYO. Inc CEO川村哲也さんをお招きし、有益なお話をしていただきました。今回は初めての会場・オンライン混合で開催しました。

第一部はお二人にそれぞれ、チームビルディングについて語っていただきました。最初の登壇は川村さん。教育×企画スタートアップであるCOLEYO. IncのCEOかつEducational designerです。

「そもそもチームは必要なのか」という題から始まり、どうやって個人の集まりをチームにしていくかや、モチベーションの重大性など、組織づくりで問題になる事柄について語ってくださいました。



その中でも特にモチベーションについての話は示唆に富んでいました。教育業を営んでいて、子供たちや自社組織のモチベーションを重要視しているCOLEYO Inc. だからこそできる、とてもオモシロイお話だったと確信しています。

その次の登壇者は牧野さん。モノづくりスタートアップの支援・投資をされている、Monozukuri Venturesの代表取締役です。牧野さんはポール・グラハムの金言も引用しながら、強いチームの十分条件や投資家が判断するポイントなどについて語っていただきました。



加えてご自身のチームビルディング経験も語っていただき、起業を準備している参加者にとって非常に示唆に富んだお話となりました。


さて、第二部では参加者と登壇者のディスカッションタイムを行いました。オンラインから寄せられた質問も交え活発な議論となりました。コロナウイルスのため少人数開催でしたが、質問は止まる事なく、20分が少なく感じてしまうほどの内容でした。例えば「チームのモチベーションが停滞した際にどうするべきか」、「コロナウイルス後のチーム」などの質問が投げかけられました。

取り分けて興味深かったのが、サラリーについて。モチベーションとサラリーの関係や、スタートアップの給与形態など、実際に組織を運営する中で一考する問題について議論がなされました。スタートアップはお金がないので、創立時は無給ということもあります。また資金ができたとしても、ビジョンに惹かれて来る人を集めるべき。条件で来る人は、他社で良い条件が提示されればすぐ辞めてしまうからという意見も出ました。



少人数での開催だった分、登壇者に仔細なことまで質問でき、一対一の議論や交流も活発になされ、一人一人の満足度が高いイベントでした。イベントの趣旨として「一人一人の悩みを解決する」ことを考えていたため、当初の目的を果たすことができ本望です。

また実は生態会の学生ボランティアも、チームについて悩んでいた時期。そんな中このイベントが開催され、「これはまさに今必要なことだ」と、イベントの運営をしながら私も身を乗り出して拝聴していました。

このイベントは参加者にとって、そして私にとっても、チームの重大性について意識する機会となりました!

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