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7月イベントレポート:海外で社会起業するには?カンボジアでレザー工房を営む社会起業家が勧める、20代の過ごし方

執筆者の写真: SeitaikaiSeitaikai

イベントサムネイル

こんにちは!生態会学生ボランティアの宮上晴飛と申します。京都外国語大学国際貢献学部に所属しております。


学生・社会人に関わらず、国際協力に興味がある方々がいらっしゃるかと思います。同時に、興味はあるけれども、具体的にどう行動すれば良いかわからないという方もいらっしゃるかと思います。私自身も同様の悩みを抱えていたことから、このイベントを企画しようと考えました。どなたに登壇いただこうかと悩んでいた際に、普段からツイッターでフォローしていたコシラカワシンさんのお話を伺いたい思い、ツイッターからDMを送らせていただきました。直接の面識はなかったものの、コシラカワさんにご快諾いただき、カンボジアからのオンライン登壇をしていただけることになりました。


コシラカワシンさん

兵庫県神戸市出身のコシラカワさん。長年生き甲斐だった音楽関係の仕事を辞め、世界各国に旅をした際にカンボジアに魅せられ、シェムリアップに移住し、レザークラフト会社shippos Co., Ltd.を立ち上げられました。革職人の育成や「銃器を什器に」を合言葉に、武器だった弾丸の空薬莢をカトラリーや雑貨に生まれ変わらせています。また、フォーク1本の売上を地雷撤去隊員の1食分に充てるFORKS FOR FOLKSというプロジェクトを行なっています。


自分が好きな場所で好きなことをすることが大切


国際協力をする時、多くの人が何から始めれば良いかわからないと思います。特に大学生は、国際協力以外にも、将来どのようなことをすれば良いかわからない人が多いと思います。そんな大学生はどうすれば良いのか。コシラカワさん曰く、「やりたいことを枠内から選ぶのではなく、まず、何が好きなのかを知るために色々なもの・場所を見ることが大切」とのことでした。


また、「今の仕事は楽しいからこそ継続できている」とお話されていました。異国の地で事業を行うと、あらゆる課題に直面するそうです。例えば、外国人が法人登記する際の煩雑さ、現地スタッフとの価値観や文化の違いから発生するトラブルなど、多岐に渡ります。加えて、観光立国であるカンボジア経済は、コロナウイルスによる観光客の減少で大きな打撃を受けており、コシラカワさんの事業にも影響があるとのことです。


しかし、こういった課題に直面しながらも、お客さんやスタッフが喜んでくださるからこそ、楽しく仕事ができているそうです。

私はこのイベントを通じて、海外での社会起業の現実を学ぶことができ、非常にうれしかったです。また、それ以上に、このブログでは書き切れないコシラカワさんのお考えやアドバイスなどを伺うことができたことが、自分自身にとって財産となりました。今回の学びを、日々の活動や勉学に生かしていきたいと思います。

 

生態会では、今後も毎月、スタートアップに役立つセミナーを開催していきます。

セミナー情報はこちらで公開しています。どうぞフォローお願いします!

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