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【シェアオフィス訪問】SERVCORP

最終更新: 2019年8月1日

最近関西でも多く見られる、シェアオフィス・コワーキングスペース。

起業予備軍や起業家が、拠点をどこにしようか考えるとき、情報収集をするものの、どう違いがあるか分からないという声を聞きます。家を探す時は、立地・広さ・家賃・共有サービスなどが気になりますが、事業を始めるときにはそれに加えて、起業や事業成長をどこまで応援してくれるかも大切です。

生態会では、実際にシェアオフィスを訪問して、運営者にインタビューをし、それぞれの提供する起業支援、その強みや弱みについて迫っていきます。過去の紹介記事はこちら:オギャーズ梅田The DECK、 billage OSAKA


2019年7月12日、Servcorp(サーブコープ)本町南ガーデンシティにお邪魔しました。こちら、1978年にオーストラリア・シドニーにて創業、1999年にオーストラリア証券取引所に上場された老舗のシェアオフィスです。世界160か所、大阪にも4か所の拠点があります。


レポート:生態会事務局 西山裕子



オフィスに入ると・・・「ここは、ニューヨーク?」と思わせるような、洗練されたオシャレな内装。窓からの見晴らしも良く、気持ちの良いオフィスです。


インタビューに協力いただいたのは、マネージャーの信夫陽子さん。英語が堪能なバイリンガルで、優雅な物腰の素敵な方です。


生態会(西山):本日は、お時間いただきありがとうございます。


SERVCORP(信夫さん):ようこそ、サーブコープへ。入居を検討されて見学に来られる方に、私たちがいつも行っているウェルカムの方法でお迎えしますね。西山さんが来られると聞いて、名刺をご用意しました。どうぞ。


生態会(西山):おおっ、すでに名刺が!電話番号も入っていますね。


SERVCORP(信夫さん):はい、この電話にかけてみます(電話の呼び出し音)→女性が対応「はい、NPO法人生態会です。〇〇様、いつもお世話になります。はい、西山ですね。少々お待ちください」→西山の携帯電話に転送



生態会(西山):おおおー、電話がかかってきました。はい、生態会西山です。


SERVCORP(信夫さん):事業を始めるときに必要なもの、それは住所と電話です。顧客開拓もパートナー選びも、名刺を作ってからしかできません。最初のステップとなる業務を、私どもではサポートしています。先ほどのように、電話の取次ぎのような秘書業務、営業開拓や採用の支援など、アシスタントもご提供しています。


生態会(西山):確かに、起業するにあたり、一番にするのは名刺作成ですね。こちらを利用するには、どれくらいの費用がかかりますか?


会員サイトでは、グループを作って情報交換ができる

SERVCORP(信夫さん):住所登記と平日1時間のコワーキングスペース利用なら、月12,000円から世界中のサーブコープの施設が利用できます。会員になると、自分の紹介ページを登録出来たり、相談相手が見つかる会員サイトも利用できます。会員間でイベントやセミナーの紹介もよくされていて、大阪メンバーだけの情報交換グループもありますよ。


生態会(西山):なるほど。もともとこちらはオーストラリアの会社なのですよね。どのような成り立ちでしょうか。


SERVCORP(信夫さん):最近よく使われる「シェア」の発想を、創業者のアルフレッド・モーフォレッジは、昔から持っていました。シドニーで大きなスペースをシェアして、企業の成長を支援する事業として始まりました。「バーチャルオフィス」という言葉も、彼が言い出したことです。大阪にシェアオフィスを創った時も、自転車で走り回って場所を見つけました。初めは誰も貸してくれず、苦労もありましたが、情熱を持ち取り組んできました。スタートアップはバーチャルオフィスなど、小さく始めて、成長すればレンタルオフィスや普通のオフィスに拡大すれば良いです。そういう形なら、事業が変わっても縮小もしやすいので。


今では著名な外資系企業が、日本で事業を始めるときに私どものオフィスを拠点とし、だんだん大きくなった例もたくさんあります。日本の著名なスタートアップ企業も、多くの卒業生がいます。


優秀な人材を採用するためには、ちゃんとしたビルである必要があるので、そこも評価されています。昨年は世界すべてのオフィスを、リノベーションしました。この本町のオフィスは、2018年9月オープンしたばかりで新しいですし、立地もよく、好評です。


生態会(西山):外資系企業が多いようですが、どれくらいの割合でしょうか。


SERVCORP(信夫さん):外資と日本企業とは、半々くらいです。我々は英語の契約書の対応ができますし、言語サポートもあり、海外の拠点が利用できるので、外資系企業が使いやすいのではないでしょうか。また、これは日本企業の例ですが、パソコン修理をしている会社が、タイで洪水があった時に、現地の日系企業に修理の需要があると考えて、タイのサーブコープに来られました。現地語でテレアポをしてほしい、通訳や車の手配をしてほしいというご要望を受けてご支援しました。受注にもつながったと聞いています。


生態会(西山):それはとても、助けになりますね。シェアオフィスでは、会員の交流を促すイベントはありますか?


SERVCORP(信夫さん):各拠点で、月に一度何かやっています。7月4日はアメリカの独立記念として、アメリカンフードのパーティをしました。また、冷蔵庫にはいつもシャンパンを冷やしています。有料ですが、よく注文されます。契約が取れたお祝い、サービスリリースのお祝いなど、皆さんで盛り上がっていますよ。



会員さんにも声をかけてみたところ、「とても気に入っているよ!スタッフは親切だしね」とのことでした。きびきびと働く女性スタッフ、あちこちに飾られているオーストラリアの画家の絵が、印象的でした。



SERVCORP 情報(一例)

フリースペース・住所利用:月額12,000円

*内容は変更の可能性があります。詳しくはSERVCORPにお問合せください。

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